電子処方箋について
当院は電子処方箋に対応しています
電子処方箋を利用するメリット
- 電子処方箋とは、「処方箋」を現状の紙ではなく、デジタルデータで運用する仕組みのことです。
オンライン資格確認等システムで、患者様の同意のもと、全国の医療機関・薬局における過去3年間の
薬剤情報と、直近での処方・調剤結果を参照できるようになります。
さらに重複投薬や併用禁忌の確認機能も提供されます。
マイナポータル等で、ご自身が服用している薬を確認できお薬手帳の代わりになります。
電子処方箋の仕組み
- 電子処方箋は、今までの紙でのやりとりしていたデータを電子化し、クラウド上に構築する
「電子処方箋管理サービス」を介して、医療機関・薬局間での処方・調剤情報や、その疑義照会等の
情報連携を可能としています。
さらに、その患者さんの全国の医療機関・薬局での過去の薬剤情報も参照することができるので、 質の高い医療サービスの提供が期待できます。
(出典:広報誌『厚生労働』2023年9月号(発行:日本医療企画))
当院での電子処方箋の利用について
電子処方箋の利用を希望される場合
- 当院でも電子処方箋に対応していますので、マイナンバーカードにて受付時に過去のお薬情報の提供等の
同意をされた後、診察時にお申し出頂ければ下記のような、引換番号が印字された控えが発行されます。
処方の情報が「電子処方箋管理サービス」送信されていますので、控えを電子処方箋対応薬局にお持ち
頂ければ、今までと変わりなく処方が受け取りできます。 - マイナンバーカードにて受付時に過去のお薬情報の提供等の同意をされた後、電子処方箋のお申し出がない場合は
今までと同様の紙の処方箋が発行されますが、右上に電子処方箋対応の引換番号が印字されます。
電子処方箋としてもご利用頂けるようになっています。
処方の情報自体は「電子処方箋管理サービス」に電子処方箋と同様に送信されています。
電子処方箋の利用を希望されず、お薬情報の提供等の同意もされない場合
- 今までと同様の紙の処方箋が発行されます。処方内容は「電子処方箋管理サービス」に送信されませんので、 発行された紙の処方箋を薬局にお持ち下さい。
電子処方箋を希望された場合でも下記のケースでは、従来通りの処方箋を発行させて頂きます。
※有効な被保険者番号を確認できない場合
※医療保険適用外の医薬品を扱う処方箋を発行する場合
※医療保険適用外の診療時(労災、自賠責等)に処方箋を発行する場合
※医師の指示に基づく分割調剤及びリフィル処方箋
※システムトラブル等で電子処方箋が発行できない場合
- 今までと同様の紙の処方箋が発行されます。処方内容は「電子処方箋管理サービス」に送信されませんので、 発行された紙の処方箋を薬局にお持ち下さい。