もの忘れドックのご案内
健診のご案内リーフレットPDFはこちらからごらんいただけます
馬場記念病院では、もの忘れドックを行っています。
「もの忘れ」が気になり出したら...
"もの忘れ"と"認知症"どこがどう違うの? ⇒ 詳細説明
年をとってくると誰でも「もの忘れがひどくなった」と感じてくると思います。これは老化現象のひとつで、病気とは違い
生活する上で問題はありません。一方で病気によって記憶や知能に障害が生じ、日常生活に支障を来してしまう場合があり、
これが「認知症」です。この認知症の多くはアルツハイマー病と呼ばれる病気です。
アルツハイマー病の初期の症状として「もの忘れ」があります。ただ、ここで大切なことは、老化による「もの忘れ」と区別
することが必要だということです。
放射線被ばくのない頭部MRI検査で認知症を早期診断(VSRAD)
アルツハイマー型認知症(痴呆)では海馬・海馬傍回(かいばぼうかい)の萎縮が最も早く起こることが判明しています。
従って海馬・海馬傍回付近の萎縮を評価することが早期アルツハイマー型認知症における画像診断のポイントです。
数ある認知症画像診断の中で当院が行うのは放射線被ばくのない頭部MRI検査で行います。頭部MRI検査で得られた画像を
VSRADという解析ソフトでコンピュータ処理します。
VSRADは前駆期を含む早期アルツハイマー型認知症(痴呆)に見られる海馬傍回の萎縮の程度を読み取るソフトです。
前駆者を含む早期アルツハイマー型認知症(痴呆症)において健常高齢者との鑑別では、80%以上の正診率となることが
確認されています。
検査の結果、認知症だったら
アルツハイマー病の進行を遅らせる薬はあります。そこで早くアルツハイマー病を見つけて治療を行うことで、これまでと あまり変わりない社会生活をご家族の方と少しでも長く営むことができます。
項目 | もの忘れドック検査内容 料金 |
---|---|
診察 | 脳神経外科(統括院長) |
放射線科検査 | 頭部MRI/MRA(VSRAD) |
神経心理検査 | 臨床心理士面接 |
精神健康調査 | (問診表) |
料金 | 55,000円(税込) |