診療内容

整形外科では、頸から足までの運動器の疾患を扱います。専門として、手外科、関節外科、脊椎外科、腫瘍外科、小児整形外科、 スポーツ整形外科等がありますが、ここではスタッフ7名により、主に一般外傷外科、手外科を扱っています。
高齢化社会となり、入院患者さんの多くは、股関節周辺骨折の方です。併存症も多く、他科の医師のご協力をいただいています。 橈骨末端骨折等の上肢疾患は、日帰り手術でも行っています。
診療を行うにあたり、スタッフ全員で内容を共有する必要があります。そのため、週1回の病棟全員回診、週2回の 早朝カンファレンス、週2回の早朝勉強会を実施しています。研修医の教育も熱心に行っています。病診連携を向上させる意味で、 幸いにして手術が必要ないと判断させていただいた患者さんには、近隣の開業医師への紹介を積極的に行っています。

特色

当院は救急病院ですので、外傷外科を得意としています。開業医師からのご紹介や救急車来院患者さんの 転倒や交通事故等による骨折や、靭帯損傷の的確な診断と治療を行っています。その分野では、慢性疾患の 多い巨大病院よりは、小回りが利き、手術技術が高いことが特長です。
また、手外科専門医2名による、肘、前腕、手首、手の治療（急性・慢性とも）が可能です。 手の疾患としては、腱鞘炎、骨折（遷延治癒や偽関節を含む）、 靭帯損傷、末梢神経障害（手根管症候群や肘部管症候群等）、良性腫瘍、腱損傷、 デュプトラン拘縮、キーンベック病、変形性関節症、関節リウマチ、感染等があります。 その他の整形外科の専門的な治療が必要な場合には、適宜、関連病院に紹介しています。
日常診療にコツコツと取り組んでいくことが、私たちのモットーです。その際、病院の他のスタッフの全面的な良心的な サポートがあることが私たちの誇りです。

当院の手術実績はこちら

医師紹介