栄養部
入院中の食事について
栄養部では、給食部門が直営化されており、患者さまの食事について病院栄養士が献立を立て、病院調理師が調理を行っています。
患者さまの元へ足を運ぶ栄養士が、患者さまの声をもとに献立へ反映させていき、少しでも家庭的な味で提供できるよう心配りしています。
嗜好面では行事食や週3日の昼夕の食事を2種類から選べるアレンジメニューもあります。
嚥下障害の方にあわせたお食事もあり、糖尿病など生活習慣病の食事指導だけでなく嚥下にあわせた食事作りについてもお話しし、現在ではCook Padに掲載し、お家に帰ってからの食事作成の補助になるよう努めています。
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栄養管理
現在、管理栄養士は病棟担当制をとっており、入院患者さまの栄養管理について積極的に取り組んでいます。急性期は入院後48時間以内を目標に栄養管理を始め、また365日通して栄養士を常駐し、入院時から退院まで各患者さまの栄養摂取量を常に見守っています。
また、栄養サポートチーム(NST)も稼働しています。管理栄養士だけでなく、医師・薬剤師・看護師などいろいろな職種で集まり、栄養状態低下してきた方の病態、点滴や食事状況などをいろいろな角度から検討し、主治医へ提案したりするチームです。疾病を治療する上で、その土台ともいえる栄養に気を配ることで、治療がスムーズに進み、退院までの期間を短縮できるとも言われており、病院としてチーム医療を推進しています。その中で栄養部はチームの中心となり、患者さまの必要熱量を算出、嗜好にあわせた食事や補食などを提案できるよう努めています。
「NST専門療法士」教育施設の認定を取得しています。